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家というのは一度建ててしまえばこの先ず～と大丈夫という訳にはいきません。遅かれ早かれ必ずメンテナンスする時期がやってきます。　　　　　沖縄県は『特殊塩害地域』になっておりますので他の都道府県に比べて、早く影響を受けてしまいます。特に海の近くの住居や店舗の鉄製品（クーラーの室外機やシャッターなど）は非常に早いです。建築資材でよく使用されるコンクリート・木材・鉄などは定期的にしっかりとメンテナンスしてあげないと本来の耐久性を発揮することはできません。ウチは築10年だからまだ大丈夫と思っているかもしれませんが、ためしに屋上に上って状況を確認してみて下さい。じっくりとよく観てみると細かいヒビワレ（髪の毛ぐらいの細さ）が見えると思います。西側の壁面や梁・手すりなども手で触ってチェックしてみてください。白い粉が手に付いたら要注意です。北側には黒ずみやカビが付着していませんか？ウッドデッキは色褪せてませんか？水まわりの部屋の廊下にキナコの様な木の粉（掃除機をかけるときに注意してみてネ）があると害虫（シロアリやキクイムシ）がいる可能性があります。また、天井にシミやカビみたいなものがあるとその部屋は目に見えないカビ菌が浮遊しています。この様に高温多湿の環境から家を守るというのは非常に大事なことです。時期的にはちょうどいい、10年という節目の年にじっくりと検討してみませんか？私たちがお手伝いし、良きアドバイスのできるパートナーとして永いお付き合いができます事を切に願います。